読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
神霊の存在や自分の力と向き合うため、生まれ育った紀伊山地の玉倉神社を出て、東京の鳳城学園に入学した鈴原泉水子。学園では、山伏修行中の相楽深行と再会するも、二人の間には縮まらない距離があった。弱気になる泉水子だったが、寮で同室の宗田真響と、その弟の真夏と親しくなり、なんとか新生活を送り始める。しかし、泉水子が、クラスメイトの正体を見抜いたことから、事態は急転する。生徒たちはある特殊な理由から学園に集められていたのだった…!!(カバー折り返しより)
二巻。まだ怯えている泉水子ですが、一巻よりだいぶとましになってきたなあ。十五歳から十六歳くらいが一番いろんなものが恐い時期だよねと思いながら、相変わらず深行は余裕がないですが、真響や真夏が結構余裕がありそうなので、四人集まるとなんとか支えられているという感じ。本当に、ちょっと特殊な生まれ育ちをしているだけで、普通の子どもたちなんだなあと思う。二巻目はまだほとんどのことが分からないままなので、余計に普通の中で頑張っているように思える。
深行はなー。ヒーローとしてちょっとまだ子どもっぽくて。どっちかというと、真夏の方が泉水子と組んでいると安心するんですが! 真夏は少しだけ人と距離を置く子だし、真理をつく子だから相性はいいと思うんですよ! いやでも深行の成長をもっと見たい!
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