読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
グラナダに辿り着いた錆丸一行は、無事砂鉄たちと合流を果たす。あとは金星特急の到着を待つばかり。根城にしたアルハンブラ宮殿で、錆丸たちはイェニツェリの追撃を避けつつ列車に乗り込む作戦を練る。一方その頃、兄の砂鉄に恋する彗星含む“許されない恋をしている少女たち”が、金星の庭に集められていた。時空を超えたその場所で、錆丸の蜥蜴ウェルの目を通して旅の一部始終を見せられていたのだ―—。いよいよクライマックスへカウントダウン、人気シリーズ第6弾!!(裏表紙より)
状況が状況なのですが、みんながやることをやって生活しているのがなんだかほっこりします。さんざんおかしい人たちだと感想に書いてきたけれど、過去の話などを読むと、みんなちゃんと傷ついて少しずつ強くなっていた人たちなんだなあと思う。
錆丸が、本当にいい男になってきた! 最後はぞくぞくっと震えが走った。かああっこいいいいい!!! あんな風にプロポーズされたら落ちるよなあ……。ちゃんと欲しい答えが手に入るのだろうか。伊織兄ちゃんはちゃんと応援してくれそうだし、これからきっといい未来が手に入ることを願いつつも、不穏な気配があってどきどきする。
砂鉄とかユースタスのあれそれにはきゃー! ってなったんですが……前半の、金星の庭にいる少女たちの視点が後半になるとまったくなかったのがほんと恐い。がくぶるするほど恐い。これ死人出るのと違うか……。みんな、死ぬことを覚悟して乗ってきた人たちだもんなあ……。
残り一冊!
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