忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[284]  [283]  [282]  [281]  [269]  [279]  [278]  [277]  [276]  [275]  [274
イシュターナの祝鐘 (角川ビーンズ文庫)
アダルシャン王弟アレクシードは、カストリア帝国に乗り込み、ようやく幼妻のユスティニアと再会する。しかしその喜びも束の間、再び離ればなれに!! 約束の場所を目指す二人だったが、アレクは美貌の皇太子ルシウスに捕らえられ、絶体絶命の大ピンチ!! 二人は敵対する母国を平和へと導くことができるのか? すべては、ハッピーエンドのために!! 年の差カップルが贈る〈アダルシャン・シリーズ〉ついに感動の最終巻!!(裏表紙より)

それぞれの選択が導く物語の終わり。
セオが少年らしい思いを抱いていて、だから許せないというのが非常に痛いです。
アレクとルシウスの対峙シーンが滾りました。ルシウスの言葉に対して、「……あなたの妹は、そうは言わなかった」と言ったシーンにはっとしました。何故かユティのことがぱっと過って、風が吹いたみたいに神聖な気持ちになりました。
兄弟の再会と、エリアスの選択も良いように終わりました。兄弟が相変わらず兄弟で安心。ユーゼルは本当に王者だなあとか。しかし努力の賜物なのは短編集の「ユスティニアの花束」で分かるので、ユーゼルにこの先も長く王座にあってほしいと思ったり。
意外とあっさり終わってしまって、アレクとユティは進展の気配を見せつつ……で終わってしまったし、騎士団やアゼリア、ファーナも出てこなかったし……とちょっぴりそこだけ不満です。できれば、大人ユティが見たかった! 彼女非常に綺麗になってるはずだ!
面白かったです。文章が好きでした!
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
10 2024/11 12
S M T W T F S
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]