読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
新聞などに掲載された書評を集めた一冊。
書評なんですが、なんだか読みにくかった気がします。本の内容がよく分からないということがあったんですが、それでも非常に文章が綺麗で、面白かったです。本当に全く違うタイプの読書傾向でした。うん、小説を書くように書評を書かれるなあ、言葉並びが綺麗で、丁寧に自分の心情を本の良さに絡めて解説している感じ。
本を読む時のTPOの話がちらりと出てましたが、私も時々考えます。「気分がいいからこの本」とか、「今日は○○があるからこの本」とか。
メモ
斎藤美奈子「紅一点論」ビレッジセンター出版局
筒井康隆「わたしのグランパ」文藝春秋 「銀齢の果て」新潮社
柴田元幸 訳「むずかしい愛」朝日新聞社
ジュンパ ラヒリ「停電の夜に」新潮社
久世光彦「女神」新潮社 「謎の母」新潮文庫 「蕭々館日録」中公文庫
スティーブン・キング「小説作法」
伊井直行「お母さんの恋人」講談社
酒井順子「枕草子REMIX」新潮文庫
吉田修一「パレード」幻冬舎文庫
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