忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[276]  [275]  [274]  [273]  [272]  [271]  [270]  [268]  [267]  [266]  [265
エルヴァインの末裔 (角川ビーンズ文庫)
アダルシャン王国の辺境・グラーレンの地で、王弟・アレクシードは自分の出生の秘密を知る。驚く彼に、真実を告げた男は、兄王を裏切るようささやきかける。
「あなたこそ、この国の真の王。玉座を、全てを、あなたへ」
兄王への誓いと、王都で囚われている幼い妻・ユスティニアを思い苦悩するアレクシード。そして決意のもとに、兄の待つ王都へ攻め上るが…!? アダルシャン・シリーズ衝撃の第4弾!!(裏表紙より)

実はこの感想を書く時点で完結まで読んでしまったので……感想が色褪せているんだが。
エリアスの思いが非常に痛いのでした。彼ほど過去にとらわれている人はいないだろうなあ……。幼い子ども相手というのが彼の後悔の元なんだろうなあ……。しかし完全な悪役になるには、彼はアレクに忠実すぎたわけで。
この巻の非常に萌えたところは、夫婦二組の図ですな! 気になっていたユーゼリクスとアゼリアの関係が、やっぱりそうかー(ニヤニヤ)なのでした。妻に弱いユーゼル……。アゼリアは普通の女性だけれど、心の支えなんだよな……。多分政略結婚の意味合いが強い夫婦なんだけれど、でも絆が強くて非常に好きなのだ。
この巻で王都編に決着がついて、アレクとユティの行く末も決まる。アレクが帰ってきてユティはまず平手を一発、というのがいいなあ。どっちも相手がすごーく大切なんだ。
兄弟は相変わらず食い違って不器用であるので、にまにました。無理強いできない(多分己のプライド9割相手を思って1割くらいで)ユーゼリクスがいい。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
10 2024/11 12
S M T W T F S
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]