読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
伯爵令嬢でありながら王女の女官兼護衛をしているクリスティナは、ある理由から結婚する気がなかった。だが美貌の公爵アルベルトから熱烈に求婚され困惑する。断ろうとするも公爵はせめて私を知る機会をくれと縋りつき諦めない。「ただ私が君を愛することは許してほしい」嫌われたくないと言いながら彼女を欲して触れてくる熱い指。根負けし求婚を受け入れたクリスティナだが、アルベルトは結婚後も彼女を囲いこもうと必死で!?(Amazonより)
小国の姫として嫁いだ先で、歪んだ愛の果てに鳥籠の中で生き、娘を産んで亡くなった前世。今世で彼女は己の子孫である姫君の女官として、前世の後悔を取り戻すように筋力をつけ、歴史を愛でながら結婚する気もなく生きていた。けれど王もまた、現代に転生しており……。
かなり歪んでいるかと思いきや、不器用さを拗らせた転生夫は一生懸命に今世の妻を優しく愛そうとするという、微笑ましさ全開の転生もの。ただただ今回は嫌われたくないの一心で、いっそ哀れになってきた……笑
クリスティナは今世の方が生きるのが楽しそうで、読んでいてよかったなあと思います。成長する姿を見ることができなかった前世の愛娘のことを知れる展開、じんわりとよかったなあ。
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