読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
宝石を愛する王様の娘であるアリーテ姫は、本を読み、絵を描き、縫い物をし、乗馬もダンスも大好きな女の子。そんな「かしこい」娘では結婚できないと、王様は結婚相手を探し始めるが、宝石に目がくらみ、悪い魔法使いボックスに姫を売り渡してしまった。
ずいぶん昔から好きで読んでいた児童書を、少し前に自分で手にしたので、懐かしくなって読んでみた。短い物語です。
うまくいきすぎて乱暴だなあという展開は、今読むと目につくとしても、この話がとても好きです。主人公のアリーテ姫が、全然お姫様らしくなくて、かっこいいのです。女性の自立や、男性に対する目が厳しい話で、大きくなってから、この話からジェンダーを感じたりもしました。
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