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おいしい妖精の愛し方 (レガロシリーズ)
辺境の島《迷子島》で、海女兼観光ガイドとして働くミリアは、色気より食い気の16歳。
ある日、ピンク色の不思議な海水を見つけた彼女は、幼なじみの料理人・ライに調理してもらおうと意気揚々と持ち帰るのだが……。その海水で作られた料理を食べた途端、頭の中で「私を食べて!」と声がして、なぜか島中の男たちから求愛されはじめ——!?
正気なのはライ一人!?
追い打ちをかけるようにして、ミリアの背中から妖精の羽が!?
わたしいったいどうなっちゃうの!(カバーより)

面白かった! 比喩が効いてて、すごく楽しかった。「食べられる」ことを始めとした、消費についての話だと思いました。元気いっぱいのミリアが振り回されているところは、怖くもあり、色っぽくもあり、ミリアらしさが弾けたところはほっとしました。よく食べる子はいい子だ。
いい時期に読んだなあ。なんだかおいしい海産物が食べたくなりました。
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