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王立エトワール近衛隊  氷の薔薇に敬礼を (角川ビーンズ文庫)
熱血新米士官・アルの配属先は、お飾りと名高いエトワール近衛隊。失望するアルの前に現れたのは氷の薔薇と称される美形の上官・シャリオとその右腕の野獣系肉体派少佐・フラム。惚れ惚れと二人を見上げたその矢先、突然シャリオに投げ飛ばされ!? 美貌とは裏腹なドS上官に暴れるアルだったが、絢爛な軍服に身を包んだお飾り集団は、実は精鋭士官による特命部隊で!? 宮廷内の事件に挑む、美麗男子達の華麗なる作戦開始!(裏表紙より)

男の子の割合が高いビーンズ文庫をすごく久しぶりに読んだような。主人公は少年、お話に大きく関わってくるのは秘密を持った美形上官と、それに付き従う野獣系というより番犬。あらすじほどぎすぎすはしてません。
女の子が、足りない! んですが、でもオペラ以降が女子成分が高かったのだろうかと思うなど。オペラの感想を読み返すと今と同じように「女子が」と言っている……。
能力は高いが圧倒的に経験と冷静さが不足しているアルが、これからどんな風に世界の秘密に関わっていくのか楽しみです。世界観的にあれ? これってあれじゃ……というところが結構出てくる感じがしたので、続きもぜひ読みたい!
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