読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「アイドルにならないか?」
ある日、謎の男・坂口にスカウトされた大学生の優一。好奇心から男についていくと、たどり着いた場所は〈バーチャルアイドル研究所〉。そこには優一と同じように集められた3人の若者がいた。彼らは、坂口プロデュースのもと、協力してバーチャルアイドル・北沢芳人を創り上げ、その人気は絶頂に。だが、芳人のファンによる「連続少女自殺事件」が起こり……。(解説/中森明夫)(裏表紙より)
2010年7月から9月にかけて、ケータイ小説として配信されていたものです。思いがけず初めてケータイ小説(ネット小説にあらず)を読んでしまった。
作中のCGで描かれたアイドルが芸能プロダクションに所属していたことも……という一文を読んで、うたのおうじさまたちを思い出すなどする。あと実在、非実在の話が繰り返し出てくるので、ああ、そうか2010年は非実在青少年問題が話題になった時期かあと思った。
明らかに女の子に対する性的な色々がありすぎるとか、バーチャルアイドルが新世界の神になって少女たちを自殺に追い込んでとか、バーチャルアイドルに対してバーチャル刑事をぶつけるという話になって「ちょっと待てー!」と思ったり、なんだか突っ込みどころが盛りだくさんでした。が、それがちょっと面白かったです。
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