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神々の憂鬱―暁の天使たち〈2〉(C・NOVELSファンタジア)
異世界から来たシェラにとって〈この世界〉は魔法に満ちていた。科学という〈誰にも平等に使える魔法〉が、人の代わりに何でもやってくれる。しかしシェラは知っていた。〈限られた者たちにしか使えない魔法〉の存在を。——魔法惑星ボンジュイの存在を。
ついに黄金の太陽リィと銀の月シェラ、そして闇のルウの3人が集う。この世界——宇宙に何が起きるのか?(裏表紙より)

再読? かな。第1巻目の連邦大学での事件の、その少し前に時間を戻して、シェラがこの世界の不思議を実感する、というエピソードが本の半分以上まである。リィの養い親とは、という話があったり、ボンジュイとラー一族、そして太陽と闇と月の伝説、など世界の根底に関わるお話をした、と思ったらスカウィ関係の話にいきなり爆弾が! という引きでした。話は全然動いていないですが、細々とサービスシーンがあって読むのが楽しいです。ちらっとデル戦の話をしたり、少年四人組が集まってたり。
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