忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[1527]  [1526]  [1525]  [1524]  [1523]  [1522]  [1521]  [1520]  [1519]  [1518]  [1517
エメラルド・フォレスト―太陽と月の女神 (角川ビーンズ文庫)
「おめでとうございます、聖巫女マヤ!」
次々とひれ伏す侍女たちを前に、高校生・内家摩耶は途方に暮れていた。むせかえる草の匂い、不思議な声の鳥たち、そして深い森に抱かれた建造物。ここはマヤ文明の都市国家のひとつ、ヤシャウチェ。飛行機事故から生還したはずの摩耶が目覚めたのは、現代ではありえない場所だった……。
運命の紡ぎ手に選ばれた少女の想いが今、時を越える——!(裏表紙より)

古き良きビーンズ文庫! な話でした。家庭に居場所もなく、たった一人心を許している幼なじみの明寿加とは、メールでやりとりするだけの、摩耶。政治家の父が首相になるという時、摩耶は外国の学校へとやられるが、その飛行機が事故に遭ってしまう。目覚めた摩耶は遥かなときを超え、マヤ文明の都市国家で、巫女として生きている状況にあった。
価値観が全く違う環境で、巫女としての能力が危ぶまれつつも、生きていこうとする摩耶。ざっくりと人が死ぬのと、神と巫女という信仰が色濃いせいで、なんだか血なまぐさい(だがそこがいい!) 一人の女の子が、自分の大事なものを抱えたまま、その時代に生きていくと決めたこと。そして再び巡り会うものがあったのだと思うと、想像が広がるお話でした。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
10 2024/11 12
S M T W T F S
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]