読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
法皇に呼ばれ、聖都へとやってきた〈黎明の使者団〉一行。姫総長シーカに夜這いをした上に断られてしまった団長ハルは、少々落ちつかない。そしてついに謁見の日がやってきた。しかし、現れた法皇は偽物。それは、ミトラーダ勢力の増長を恐れた枢機卿の企みだった。改めて法皇から内密の会見の場を設けられた使者団だったが、その最中、法皇暗殺未遂事件が! 容疑は使者団に向けられてしまい!?(裏表紙より)
最後の戦いへの序章、みたいな感じ。
シーカの願いがようやく口にされて、安堵すると共に不安に思う。消えてしまいそうだーとか。
謎の襲撃でばらばらにされてしまった使者団。シラスの過去が明らかになりますが、彼の理由が明らかになってもなんか、みんなに文句を言われたり小突かれたり、でも笑い飛ばされそうな雰囲気が漂っていて、寂しいと共にちょっとだけ温かくなった。多分、いい終わり方をするんじゃないかなと。
収録されている短編は、やっぱり笑いました。そういえば樹川さんだっけ、B級映画が好きでキラートマトとかなんとかいう映画の話を、楽魔女かなにかのあとがきでしていたような? だからトマトなんだろうか。
ラストに数年後〜と書かれていますが、使者団がそれだけ長い旅をしているのか、それともすべてが終わった数年後なのか、気になるところです。
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