読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
アンヌとの約束を果たすべく怪獣夫婦がテオドール・ダナーに子連れでやって来た。「子」の方が年長に見える「子連れ」だけれども。
店には共和宇宙でも十指に入る高名な投資家であるシメオン・パラデューがやって来たり弟子入り希望の料理人が押しかけて来たりで、かなり騒がしいが繁盛しているようだった。
ところがある日、店主がダナーを息子に任せて行方不明に……?
さらになんと、もろもろの事情からその店主を怪獣夫婦が護衛することに……!
珍しくものんびりと陸路の旅を楽しむ(?)夫婦を待ち受けるものとは?(裏表紙より)
課外活動3までを読んだ次にこれを読み、トゥルークの話が出たので話を飛ばしたと思って『トゥルークの海賊』3巻までを読んでから戻ってきたんですが、トゥルークを読んでいなくてもあんまり関係がなかったことが分かった(冒頭の話の事情が分からないっていうのはあるかもしれませんが)
天使シリーズですが、リィたちの出番は薄め。課外活動3で登場したレストラン、テオドール・ダナーと美術品にまつわる事件で、怪獣夫妻がメインです。
料理が人の心を掴むっていう展開が好きなので、にやにやしてしまった。のんびりと護衛する怪獣夫妻もいちゃいちゃしてて嬉しかったし、事件性も薄くて平和に終わってよかったよかった。
PR