読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
とある事情で王太子殿下アイザックの婚約者として雇われていた貧乏伯爵家の令嬢リネット。契約を終えた彼女は、これで王宮のお掃除女中に戻れると思っていたのだけれど……。魔術大国から来た第四王子をとっさに助けたせいで、なぜか彼から追いかけ回されることになってしまって!? 助けただけで連日会いにくるなんて、大迷惑です! 彼から逃げるためなら、喜んで男装して殿下のじゅうしゃになります!! ワケあり王太子殿下と貧乏令嬢の王宮ラブコメディ第2弾!(裏表紙より)
生誕祭も無事終わり、雇われ婚約者業もおしまい。と思いきや、公爵家に庇護されることになったリネットに告げられたのは、魔術大国からやってきた第四王子の調査隊に殿下の体質が害を及ぼさないようにそばにいてほしい、というものだった。しかもアイザックの側近であるレナルドから、リネット自身がこれからアイザックとどうなりたいのか考えなさいと言われてしまう。
王子というのはこうも振り切れた人ばかりなのかという笑 ファビアン王子もだいぶとアレだなあと思いつつも、多少は俯瞰的な視点を持つ落ち着いた人なのかな? すごく苦労しているような雰囲気も感じるけれど、きっとのらくらと面倒ごとを回避してるんだろうなあ。
今回はアイザックの溺愛体質がリネットをかなり悩ませる巻で、それはだめだよ王太子殿下! と思わず叫んでしまい。初々しい恋をする二人だからこそ、愛し方や愛され方に悩むのかなあと、うまいこと進展してほしいと思いながら読んでました。
次は家族の登場かな? リネット兄の存在がちらちら出ているのが気になるんですが、きっと強烈な人なんだろうなあ。
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