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最終兵器となったちせ。一方で、その試作品として最終兵器となった人物がいた。軍に所属し、兵士たちの憧れだったミズキ中佐は最終兵器のプロトタイプとなっていたが、その影響でちせの思考が流れ込んできて……。
OVA作品。MISSION.1と2の二本立て。本編の裏で動いていた軍に所属するミズキの視点で、ちせを利用していた大人たちの事情を描く。
しかしちせ側だとそんなに感じなかったのですが、一応日本全体を俯瞰している人たちがいたのね……。というのは多分大都市部は壊滅状態で、政府も軍もろくに機能していないんだろうなと思い込んでいたので。いや人型の最終兵器を作る時点で機能使ているとは言えないかな……。
ちせを振り回し使い捨てようとしている軍の人たちの中にも、良心があった、という話かな。子どもの世界と理屈で戦おうとしていたシュウジとちせに対して、大人の世界でなんとかその子どもたちを救おうとしていたのが、ミズキだったのかもしれないなあ。
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