読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
未婚のプロ、ジェーン・スーの真骨頂!
理屈より気分を優先する女子メンタリティは、社会的弱者に宿るからこそ輝くもの。社会経験とコズルイ知恵と小金を備えた女たちが「女子! 私たちはずっと女子」と騒ぎ出したら、暴動みたいなものです。(カバーより)
ものすごく頭のいい人が書いた女性向けエッセイだ(小並感)みたいな感想を抱いてしまった。
四十代である著者は、二十代三十代、社会に出て働いていたことや、家族間の関係などを綴るエッセイ。解放されたいという感情にあふれていて、もしかしてまだ解放されていないのだろうかと思いながら読みました。自分を取り巻く状況、自分自身を振り回す感情や、どうしようもない社会を本当に変わらないなと諦めている素振りさえ感じる。すごくわかるんですけど、読み終わった後ちょっともやもやしました。思うように生きればいいんだけど、じゃあ私はどうしようかって考えてしまった。
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