読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
アランとの結婚を決意するも、彼の父に認めてもらえないエデル。そんなある日、アランの母の提案で、エデルがディセント家に本当にふさわしいか試されることに! 一方アランも、父からある人物の日記を手渡され……!? 靴職人と伯爵令息、そして魔術師の子とシンデレラの末裔でもあるふたりは、身分も宿命も乗り越えて、結婚することができるのか?感動の最終巻!
靴は少女の運命を変える——。靴と恋の物語、完結!
拍手! 謎は残るし、未来はきっと無限に広がっているけれど、素晴らしい結末だったと思います。今回取り扱われたのは誰の靴でもなく、エデルの未来のための靴の話っていうのが、またいいんだよなあ。
魔術師絡みの事件は前巻で決着。エデルとアランは未来に何を見るかというのが最終巻で、これから自分たちはどうなりたいか、どのようにシンデレラ伯爵家と靴箱館、そしてガラスドームを作っていきたいかに思いを巡らせる。エデルがルディアの助けを借りて、少女たちと渡り合おうとするところが実に少女小説! エデルらしい言動が微笑ましくて応援したくなりました。
ここ数巻は余裕のなかったアランも、腰を落ち着けたようで何よりです笑 指南書のオチがこれか! っていうのはめっちゃ笑いましたが、最後まで大いに笑いました。あきさんの絵がまた爆笑を誘う。
最期の短編がまた可愛らしくて、これからも二人で乗り越えていってほしい。
楽しかったです。ありがとうございました!
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