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リヒャルトが即位するために必要な宝剣の鍵を手に入れるため、結婚契約書にサインをしてしまったミレーユ。大公との挙式まであと三日と迫る中、リヒャルトはミレーユと王位奪還のため単身宮殿へと向かった。しかし再会したミレーユは、花嫁衣裳を身に纏い、リヒャルトの記憶をなくしてしまっていて——!? かくして身代わり伯爵の一途で感動的な奇跡が巻き起こる!! 恋愛指数最高潮!! シアラン編感動の完結巻!!(裏表紙より)
シアラン編完結! 両思いおめでとうー! とてもとてもロマンチックな活劇でした。
再会からの記憶取り戻し、王宮逃走辺りは、どきどきもしたし、にやにやもして楽しかった。そして何より聖堂でのシーン! これこそロマンス! ミレーユの啖呵はかっこよかった!!
でも誰がおいしいかというとフレッドがおいしかったです。一番じゃなくなる兄、というのが切ない。妹が大好きで、妹のためになら何でもできる。フレッドは自分のことを歪んでいると言うけれど、誰よりもミレーユの幸せのことを考えて行動できる人だな。ウォルター伯爵とは違う、と分かるところがやっぱり聖堂でのシーンで、フレッドスキーにもとてもとてもおいしい巻でした!
ミレーユとリヒャルトはこれかららぶらぶするんだろ! と思わずにはいられないラストでしたが、次巻から新章でまた一波乱ある気配ですね。二人ともがんばれ!
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