読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
瀧晴己さんがインタビューし、上橋さんが語った本。語った本とは言っても、インタビューが挟まるわけではなく、エッセイのようなごく自然な文章になっていて、非常に読みやすくてよかった!
上橋さんがどのような家庭に育ち、本を読み、作家を志し、また研究者となったのかが分かる。物語を書ける人は、自分のこともきちんと観察してちゃんと生きているんだな……と我が身を振り返ってしまった。靴ふきマットの上に、私もいる……。そこから飛び出して、まったく違う文化や価値観のものを見つめるのは、体力も精神力も必要なんだろう。気持ちが強かったんだろうなあ。
ところでびっくりしたのが上橋さんと女優の片桐はいりさんが高校の同級生だったということでした……。すごい人はすごい人と出会っているものだな。
最後に上橋さんが読んだというブックリストもあり、すごく面白い一冊でした。
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