忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[1306]  [1305]  [1304]  [1303]  [1302]  [1301]  [1300]  [1299]  [1298]  [1297]  [1296
ドラフィル!〈2〉竜ケ坂商店街オーケストラの革命 (メディアワークス文庫)
“鐘”が響くとき、“竜”は再び現れる。
『お前にこれ以上、ヴァイオリンを続ける価値はない』
 相も変わらず、竜ケ坂商店街フィルハーモニー、通称『ドラフィル』でコンマスを続けていた響介。しかし急にかかってきた父・統からの電話と唐突なその物言いに、響介のヴァイオリンの音色は大きくかき乱される。
 そんな彼に発破をかける七緒だったが、彼女の元に送られてきた『ある物』により事態はより混迷を極め——!?
 商店街の個性的なメンバーで贈る「音楽とそれを愛する人々の物語」待望のシリーズ第2弾が登場!(裏表紙より)

ドラフィルシリーズの二巻目。今回もたっぷりどっぷり音楽と人のお話でした。この物語の重みはなんなんだろうなあ。音楽というものが、才能の重さがとても大きいからだろうか。最後の話に向けて、悩みが深くなり、ゆっくりともがきながら進んでいき、最後の瞬間に理解がやってくる感覚が、この話がすごく面白いところだと思っています。
一巻目は母と娘の物語だったのが、今回は響介と父親の物語。今考えると、そこに至るまでの話(連作中編の形になっているので)がちゃんと全部伏線になってるのがすごい! それぞれの家族の形があるけれど、根底にあるものはみんな似ているのかも。
最後の定演のシーンはやっぱり震える。面白かった。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
10 2024/11 12
S M T W T F S
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]