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奇跡のシンフォニー [DVD]
生まれたときから孤児院に暮らすエヴァンは、常に世界に満ちる音楽の音色を聞いている。それは、きっと両親からもらったものだと信じて。ある日、その音楽に従って孤児院を抜け出し、ニューヨークを訪れたエヴァンは、偶然出会った浮浪児の少年アーサーと、彼ら子どもたちを束ねて音楽をやらせて稼いでいるウィザートという男に才能を見出され……。

耳を澄ませば音楽が聞こえる、両親からくれた音楽だ……というモノローグから泣かせにくるので涙腺を引き締めるのに苦労しました。最初に涙腺が決壊したのは、ジェフリーズがエヴァンと懇談している時、口笛を吹いて聞かせて、この子は何か違うなという表情をして自分の電話番号を渡すところ。ちゃんと気付いてくれる人がいるんだ、この子はきっと大変な思いをするけど大丈夫だ、という希望を感じて涙。早い。
このエヴァンの物語の間に、十一年前の彼の両親の出会いと現在の二人の物語が入ってくるのですが、音楽に導かれた二人がエヴァンのいるニューヨークにやってくるところから、いつ会えるのか、本当に会えるのかはらはらどきどきする。子どもが生きていることをようやく知らされたライラと、音楽を諦めライラを忘れようとしていたルイス、それぞれの気持ちも分かる気がして、こちらもどきどき。
エヴァンは音楽が父母からもたらされたものだと信じ届くように奏で、彼を拾ったウィザードは音楽の力を信じているようで金儲けの道具にしている。父ルイスにとっては苦い思い出と夢。音楽に見出すものは人それぞれ。家族三人がゆっくりと近付いてくるところもあって、音楽は神様のものだというのを強く感じました。
感動した。涙が出た。いい話だった。オススメ、ありがとうございました!
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