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劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~ 初回限定封入特典「劇場上映生フィルムコマ」付き [DVD]
マクロス・ギャラクシーに総攻撃をかけたバジュラの軍勢が、フロンティアに移動し、交戦状態となったものの、シェリルに依頼されたS.M.Sがそれを退けた、その後。シェリルとともに歌ったランカは超時空シンデレラとして順調に歌手活動を行うも、シェリルの体調が次第に悪化していく。その裏側では、バジュラの母星と銀河征服を目論む一派が、二人の歌姫を狙っていた。

予告編のウェディングでhshsしていたんですが、やっぱりねー!!!(血涙) という始まりでした。いい、夢、だった、ぜ……。
最初の方の南の島でのシーンが「マクロスゼロ」との対比だー! と思ってテンションが上がりました。本編もゼロからの流れなんだなーというのがよく分かりました。この興奮は私がテレビ版をちゃんと見ていないせいでしょうけれどもね!
しかし、ちょこちょこ展開がおかしい……というか、多分視聴者へのサービス部分が流れとしておかしいところがところどころあって、その辺りに噴き出して真剣に見れなくてすみませんでした。しかし、「姫とは呼べないな」の二人の顔がイケメンでぎゃっと叫ぶ。
「イツワリノウタヒメ」が日常から非日常への移行部分だとしたら、「サヨナラノツバサ」は非日常から日常のために戦う物語でしょうか。こういう風に日常と非日常を行ったり来たりするのが物語なんだなと思う。
娘フロの流れは前のめりでした。シェリル本当にかっこいい……! 廃墟の歌姫、めちゃめちゃかっこよかったです。トライアングルはどう決着するのかと思ったら、そういう流れかー。
「マクロスゼロ」の結末を考えると、よく分かるエンドだったと思います。マオが見送ったようにシェリルも見送りはしたものの、彼女は自分の力を使い果たして出来るかぎりのことをしたし、言葉も聞けた。これ、もしこの流れを汲んでその後の話を想像すると、たぎるなー!! 時と銀河を隔てて二人の関係者が巡り会うことがあったら全私が歓喜するのでよろしくお願いします。といいながらも、これはテレビ版ではないのだった……〇| ̄|_
物語をまとめるべく話を切ったり、新しい話を入れたりして、でも全く違うストーリーになっていたので面白かった! ただ敵側の目的の必死がいまいち伝わりづらいです。銀河支配って規模でかすぎな上に異星生命体の特殊能力で可能になるものなのか。王道な展開の運びは「やっぱりキター」と楽しかったんですけれどね! 総合的に、面白かったです。期待していなかったくせに、やっぱり娘フロからサヨツバメドレーで胸をときめかせたのだった。CDを繰り返し聞いているところです。シェリルとランカとアルトがますます好きになりました。幼少エピソードの追加は反則だと思いました。シェリル、シェリルまじ、かわ……。
他のシリーズを見ていたらもっと分かる部分もあったのかな。だったら他のシリーズも是非見てみたい。
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