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銃姫〈4〉Nothing or All Return (MF文庫J)
この世から言葉を消し去ると言われ、恐れられている謎の「銃姫」。
その行方を求めて旅に出たセドリック、アンブローシア、エルウィングの三人。
猛烈な吹雪に襲われた一行は、聖教の研究機関「蜜蜂の館」でその足を止めた。
それぞれの過去に闇を持つアンとセドリックは、
館の人々との出会いをきっかけに、その運命と向き合うこととなる。
ガリアンルードの悲劇の裏に隠された秘密をアンに語るプルートの真意とは?
そして、魔法陣の彼方に広がる戦場でセドリックが再会する意外な人物とは!?(裏表紙より)

3巻の続き。後編にあたる話です。
戦争に巻き込まれるセドリック。無理矢理感がないだけに、彼の背負うものはすごく重くなる。直接的な殺人もすごく重いですが、よかれと思って生み出したものが転用されて兵器になる恐ろしさにぞっとする。
思いがけずじわっと胸が熱くなったのはティモシーの本音が見えた最後の部分でした。ただの坊ちゃんじゃなかった……。
それで、もしかしてと思っていた色々な人の本当の姿が見えつつあるわけですが。オリヴァントは、三巻でもしかしてと思っていたのでまあいいとしても、エル! エルは! もしかしてベ(伏せ)になるんですかね!?
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