読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
伯爵令嬢マリエットの邸に連れて来られた少年・レオ。
傷ついた彼を労りたい。最初は家族愛のはずだったのに、
気付けば真面目で優しい彼に恋をしていて――。
想いを告げられぬまま、ある日彼は姿を消してしまう。
実は王子だったと知り、ますます叶わぬ想いを持て余していると、
戻った彼から急に婚約を宣言され!?
切ない恋を乗り越えた先に待っていた、甘々で淫らな幸せ新婚生活!(Amazonより)
血の繋がりのない母に命を狙われ、死んだことにして身を隠すしかなかった第二王子は、善良な家臣たちの支えもあり、別人として生きるための準備を進めていた。そんな彼を受け入れた伯爵家の末娘マリエットは、わけがあると知りながらレオと名乗る彼と少しずつ距離を縮めていく。
おっとすれ違いか? 病み展開か!? ときつい方向に話が行きそうな雰囲気になりましたが、お互いに賢く勇気があったので、きちんと話し合いがなされ、中盤以降はとにかくいちゃいちゃ。結婚してもいちゃいちゃしているところが読める楽しさがありました。
友情と理解しつつも結婚を決めたり、恩人のために手を汚すことをためわらない人がいたり、いくつかの要素が作品に寂しさや切なさを添えている雰囲気でよかったな……。諦めなければならないものやどうしても理解し合えないものがあるという。
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