読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
雨の切り裂き魔と呼ばれたシリアルキラーが恋人だったメアリーは、彼を家ごと放火して逮捕された罪で服役し、出所の日を迎えた。保護観察官の紹介でガソリンスタンドで働くことになったメアリーだが、いまもなお元彼の幻覚に悩まされている。初の出勤日の夜は雨で、否応なしに元彼を思い出させられるメアリー。しかしそれは決して幻ではなく……。
恋人がシリアルキラーで、その男から逃れるために放火、結果的に生き残った少女だけれど、というその後を描くホラー作品。元彼がしつこい、というのが、彼が殺人鬼だっただけでこんなに怖くなるとは。
怖い人もやってきますが、メアリーの他の登場人物は常識がある普通の人だけに悲惨さが強い。しかし警察官が駆けつけて、助かると思った瞬間に、その警官が殺されてしまうの、ホラーのお約束すぎてちょっと笑ってしまった。そうそう、ホラーってこうやって心を折るんだよね、みたいな。
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