読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
一人が寂しくて泣きますか? あの人に、あなたの素顔を見せられますか? 心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。「しゃばけ」シリーズ第4弾は、ますます味わい深く登場です。鼻つまみ者の哀しみが胸に迫る「こわい」、滑稽なまでの厚化粧をやめられない微妙な娘心を描く「畳紙」、鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。じっくりしみじみ、お楽しみ下さい!(裏表紙より)
しゃばけシリーズの第四巻。短編集。
「こわい」の悲しさよりも若だんなと栄吉の男伊達の話の方がときめいた。はっきりと言える栄吉も、誰かの為にと考えられる若だんなも素敵である。
「動く影」では子供がきゃいきゃいしているのが可愛かった。
一番好きなのは「ありんすこく」かな。まだ全然疎い若旦那。そういえばあんまり人とも接しないんだよな。でも心の動きが読める若旦那は男伊達があるよ! と思った。
若旦那がもし様々な事に接するようになったら、どうしてこんなに一生懸命なんだろうと考えたりするんだろうか。恋模様とかあったらいいなと思う。そうすればときめき成分が大量だ。
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