読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
外国のスケベオヤジに売り飛ばそうと美少女たちをのせた”人さらい船”に、総長シアシーカもとらわれの身となっていた。団長ハルセイデスを筆頭に〈黎明の使者団〉は船を急襲! 無事、救い出すことに成功する。解放された人質の中に、男装した女騎士もいた。その名はアスティル。プラチナブロンドに印象的なブルーの瞳をもつ美しい女性。しかし”自分は女性ではない”と主張しだして…!?(カバー折り返しより)
「グランドマスター!」第二巻。
「楽園の魔女たち」の初期と比べて、文章が軽くなったように感じる。その分想像を掻き立てる、くすっと笑える所がかなり盛り込まれている。
ネタ的にはありがち。けれど細かい所、決闘の描写なんかが書き込まれていて面白い。
シアシーカの能力発揮は今回はなし。けれどちょこちょこフォローしているみたい? ハルセイデスとシンクロしているのか、この辺りは伏線だろうか。
ハルセイデスはすでに無意識にシアシーカに「そんな顔させたくない」と思うほど感情移入しているらしい。にやにや。ついでに休日になると妙に口調が砕けている。ラストの包帯巻きのシーンは嫌がっていないのがポイントだと思われる。
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