読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
事件に巻き込まれ、背中に大怪我をしたサリーシャ。消えない傷跡が残り失意に沈んでいると、強面の辺境伯・セシリオから突然の求婚が!? 寡黙なセシリオに戸惑いつつ、10も歳の離れた彼が覗かせる少年のような表情と、飾らない言葉に惹かれていく。ずっとこの人の傍にいたい。でもこの傷跡を見られたら嫌われてしまう。揺れるサリーシャだが、婚礼の日は次第に近づいてきて…。甘さと切なさの詰まった「小説家になろう」の大人気連載、待望の書籍化!(裏表紙より)
美貌と優しさを持ち、王太子妃の有力候補の一人だった少女。だが彼女に訪れたのは妃に選ばれたなかったことと、刺客の襲撃を受けたことで残ってしまった醜い背中の傷のせいで結婚もままならなくなってしまうという辛い現実だった。
不幸な少女が、強面で不器用な権力者に溺愛されるという王道のお話。この空気感、なんだか読んでいて安心するなあ。大きく逸脱することもないし、いい人はいい人で、悪人は変わらず悪人だからだろうか。
ちょっと気になったのが語句の漢字の開き。「瑠璃色」は漢字で「バラ」はカタカナなのが個人的に違和感でむずむずしました。
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