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ジブリの仲間たち (新潮新書)
『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』etc…ジブリはなぜ常に予想を超えるヒットを生みだし続けることができたのか。そこには作品の力に加え、プロデューサーである著者と、仲間たちの力があった。「宣伝の本質は仲間を増やすこと」という思想の下、監督と激論を交わし、企業を巻き込み、駆けずりまわり、汗まみれになって体得してきた経験則とは——。秘話満載で綴る、三〇年間の格闘の記録。(裏表紙より)

これまで読んできた鈴木敏夫さんのジブリ関係の本というと、作品とか制作現場の話が多かったように思うんですが、これは鈴木さん自身の仕事、宣伝やプロデュースにかなり筆が割かれています。時代に即して宣伝を変えたり、仲間とどう繋がってきたのかという話があったり、とても面白く読んだ。
個人的にはずっと不思議だったことの理由がわかって納得できました。私は映画の宣伝スポットとか予告を見るのが好きなんですが、ジブリの初期作ってどうも、作品世界とはちょっと違うようなコピーや宣伝ナレーションが入っているような気がしていて。わかりやすいはわかりやすいんだけど、どうしてこう、言い方は悪いんですが「おじさんがファンタジーについてわかりやすく説明している感」があるんだろうと思っていたんですよね。そういう積み重ねでそういう人たちが作ってたからなのかーと思いました。
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Author:月子
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