忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[1183]  [1182]  [1181]  [1180]  [1179]  [1171]  [1170]  [1178]  [1169]  [1168]  [1177
第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)
僕の役割は本の解説や批評ではありません。(略)自分の生活の傍らに常に本という存在があることを書こうと思いました——(本書はじめにより)。お笑い界きっての本読みピース又吉が尾崎放哉、太宰治、江戸川乱歩などの作品紹介を通して自身を綴る、胸を揺さぶられるパーソナル・エッセイ集。巻末には芥川賞作家・中村文則氏との対談も収載。(裏表紙より)

本の紹介というより、過去話を中心にしたエッセイ。本の内容も気になるんですが、又吉さんの過去の話をもうちょっと詳しく! なんだその子ども時代は。
アホなことしたなあという子ども時代があるあるすぎて身につまされる。よく考えればおかしいな、変だな、理不尽だなって感じることを普通に流していた自分の子ども時代を思い出す。
好きなのは、古井由吉の「杳子(『杳子・妻隠』)より」のエッセイ。短編を読んだ気持ちになった。
どれもちょっと笑いのエッセンスがあったり、寂寥感や、シニカルな感じがあるんだけれど、又吉さんで文章のセンスがすごい人なんだな。面白かった。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
10 2024/11 12
S M T W T F S
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]