読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
30代のころの私は、次から次へと執筆・翻訳の依頼が舞い込み、1年365日フル稼働が当たり前だった。その結果、30代の10年間で50冊ほどの単行本を出すに至った。
が、そんな私もふと気がついてみれば、最後に本を出してから8年以上も経っていた。
――なぜか?
私が出版業界から足を洗うまでの全軌跡をご紹介しよう。(カバー折り返しより)
翻訳家の宮崎さんが自らに起こったトラブルと出版界の闇を語る。
読んでいて、確かにものすごく正当な怒りなんだけれども、ちょこちょこ欲望のせいでこういう事態を招いてしまったんじゃないかと思われるエピソードがあって、そういう人に悪い人が寄っていったんだろうなあと思ったところがいくつかあった。けれども、後の人が搾取されないように、というのは物凄くありがたい話だ。
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