読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
ブラック企業に勤める青山は、毎日上司のパワハラを受け、心身ともに疲弊していた。ある日駅のホームでふうっと飛び降りてしまいそうになったところ、小学校時代の同級生だったヤマモトに助けられる。意気投合し、やがて飲み友達となる二人だったが、別の同級生の情報で、ヤマモトがまったく知らない別人だと判明し……。
原作読了済。原作は小説として安定して面白かったんですけれども、思いがけず映画映えする内容だったんだなあと鑑賞後に思いました。
ヤマモトは一体誰だ? という不気味さよりも、青山がいい方向に変わったこと、仕事をする上で不幸な人がたくさんいること、新しい一歩を踏み出すことへの勇気やエールを強く感じました。最後はすごく爽やかで見ていて気持ちよかった。
しかし先輩の五十嵐さん、こちらは映像で見ると余計にやり方がえぐくて……。女優さんの演技力もあるんでしょうけれど、最後に青山が微笑んで突き放すの、なんとも言えない気持ちになったな。
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