読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
中学生の双子の兄弟が住む家に落っこちてきたのは、なんとプロの泥棒だった。そして、一緒に暮らし始めた3人。まるで父子のような(!?)家庭生活がスタートする。次々と起こる7つの事件に、ユーモアあふれる3人の会話。宮部みゆきがお贈りする、C・ライス『スイートホーム殺人事件』にも匹敵する大傑作!(裏表紙より)
手元にあるのが1996年2刷の本なので、表紙が変わっています。多分紹介文も変わっていると思う。実は、宮部みゆきをほとんど読まずにきたのですが、それでもやっぱりすごい人なんだなあ、と作品の面白さ、読みやすさで感じました。
もっと一緒にがっつり生活するかと思ったら、都合のいい時に呼び出される、疑似父(ステップファザー)の話でした。この父も冴えてますが、双子もなかなか賢く、かつ小悪魔的で可愛い。その子どもたちに、どうしても冷たく当たれない父も、かわいい。
7話が収録されていて、もっと続きを読みたいなあと感じさせる疑似家族ものでした。面白かった!
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