読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「立派な武将になったら……」「ふさわしい女人になって待ってる」。幼い日に結婚を約束した士蘭と華羅。
だが、心待ちにしていたその日を前に、華羅は従姉妹の身がわりで、斤王、柴蘭涼へ嫁がされる。
女は美しい政略の道具としか思っていない蘭涼に、美しい人形ではない! と華羅は反発、寵愛を拒否。
二年で斤国に利益をもたらせば、士蘭の元に返すと言う蘭涼の言葉を信じ、華羅の計略が始まる!(裏表紙より)
王の寵愛を拒否した少女のサクセスストーリー。鮮やかな、女の子が頑張るお話でした。
らぶ成分はそう多くはないのですが、ただこの人が気になる、とても好きだという人がいました。斤王、蘭涼です。幼馴染みの士蘭の影が薄いので、ずっとこの人ににやにやでした。蘭涼が段々と華羅を新鮮な目で見つめていくのが、非常においしかった。蘭涼との恋愛ものでもとても面白かったのではないかな! と思うくらい、好きになりました。冷酷と呼ばれてすべてを冷めた目で見ている人が、動揺したり段々と他人に好意を持っていくのは、それはもう大好きです。ごちそうさまでした。
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