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「僕があなたの式神となりましょう」
死者の魂を現世に呼び戻し、式神として使役する《式使い》。式使いの少女・彰は、最愛の式神・司を取り戻し、幸せな日々を送っていた。しかし『司をまた失ってしまうかもしれない』という不安は消えない。司をつなぎとめる方法を探すため、式術を学び直す彰。そんな彼女の元にやってきたのは、式神が降ろせないはずの彰の新たな式神で…!?
彰と司、すれ違う2人の心の行方は——?(裏表紙より)
式使い三巻。お話としては最終巻、なんでしょうか。
ごちそうさまでした! すれ違いやら、吹き込まれやら、ライバル登場やら、心理戦的ならぶ要素が盛りだくさんでおいしゅうございました。でも、バトルがもうちょっと! 見たかったです!(永野さんのバトル描写大好きなので!)
彰も司も、自分のことを他人に頼らずに解決しようという性質なので、すれ違う度に「がんばれええええ!」と応援していました。応援せずにはいられない、まっすぐな登場人物たち。この二人に限らず、式使いの登場する人物はみんな自立心が強くて。だから、終章の、みんなが爽やかに、どっぷり支え合うわけではなく、お互いを思い合っているようなかたちは、やっぱり「支え合い」に感じられてすごく幸せでした。
この物語は、きょうだいが美味しいです。彰姉妹も、司兄弟も。特に姉妹が非常にかわいかった……。きょうだい仲良しがすっごく見てみたいです。
もちろん、彰と司のらぶもすっごくときめきでした。待つ、と言った司にこの人完璧攻めに回ったな、と珍しくオタク的に考えたのでした。絶対振り回されるに違いない。彰、ガンバレ……!
そうだ、無料配布されているというペーパーの所在が分からなくて、しょんぼりでした。田舎めええええ!〇| ̄|_
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