読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
住みなれた浅草に別れを告げ、三浦半島の港町・三崎へと発作的に引越したのが2001年。買物かごを提げて毎夕おつかいにでかけ、おいしい魚、おいしい野菜を丁寧簡単に料理して食べる日々が始まった。三崎の人たちとの親戚みたいなつきあいと、間近に海を望む暮らしから、じっくり練られたいくつもの作品が誕生した。ごはんの話と創作秘話が一体となった人気のネット連載ついに文庫化!(裏表紙より)
かなり前に買っておいて、読みさしで本棚にさしたまま忘れていた、という本。
面白かった! エッセイ集です。その日あった出来事と、ご近所の話と、創作の話、お仕事の話、ご飯の話、が大体の内容成分。近所付き合いがものすごく濃い。みんなこんな身近でいいんだろうかっていうほど、みんな親しい。まるで別の世界みたいだ。
土地と、食べ物と、人を愛しているんだろうなあというのがすごく伝わってくる気がしました。どんな風に世界が見えているんだろう、とちょっとどきどきしたりも。いしいさんの本、私は実は未読で、でもすっごく丁寧に練られた世界観なんだろうというのが窺える文章でした。今度は物語を読みたい!
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