読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
ナンシー・ドルー18歳。金持ちの老人の遺産を、強欲な親戚一家がむりやり独り占めし、これまで老人から援助の手を差し伸べてもらっていた人々が困っているらしい。みんなに遺産がいきわたるようにすべく、ナンシーは遺言書捜しに奔走する。正義感が強く好奇心旺盛なナンシーが、大人顔負けの活躍で事件を解決する。長年にわたり人々に愛されてきたシリーズの、記念すべき第一作!(裏表紙より)
ミステリーかと思ったら、さっぱりとした子ども向けのお話だった。児童文学で、勧善懲悪ものなんですね。あんまりうまくいきすぎるからびっくりした。
ナンシーが、とてもかわいい。みんなに愛されるヒロインなんだなあと読みながら思う。みんなに好かれて、正義感があって、冒険心が強くて。彼女がこれまで色んな出来事を解決してきたんだろうなあ、という、長い彼女の物語の中の、ある期間が書かれているのがこの第一作のようでした。
うまくいきすぎる、と書きましたが、それでもわくわく感がすごくて。こういう展開なんだろうと読めても、本当にうまくいくのかなと考えたり、うまくいった場合、悪者たちはどうやって泡を吹かせられるんだろうと考えると、楽しかった。
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