読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「指輪物語」「ゲド戦記」「ナルニア国ものがたり」。子どもたちを、そして今や大人たちをも惹きつけてやまない、魔法ファンタジーの不思議な魅力の秘密を解きほぐしていく。伝承の世界にその系譜を探り、細部のリアリティにその力を見出し、さらにそこには危険な罠すらひそんでいることも明らかにする、本格的な案内の書。(カバー折り返しより)
これまで書かれてきた代表的な魔法ファンタジーには、どんなものがあるのか、という入門書。なんですが、思ったより主観的? というか、作品を絞って書いていないせいか、『指輪物語』と『ナルニア国ものがたり』以外の作品の比較が頭の中でできずに、最終的に結局魔法ファンタジーの世界ってなんだったんだっけ……となってしまいました。
善と悪はいろんなところで論じられているものを読んだことがありますが、伝承、ケルト、アイルランドを引き合いに出してくるのが面白かったな! ケルト系の神話が、指輪やナルニアに当てはまるとはあんまり思ったことがなくて、面白く読みました。
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