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ミーナの行進 (中公文庫)
美しくて、かよわくて、本を愛したミーナ。あなたとの思い出は、損なわれることがない——ミュンヘンオリンピックの年に芦屋の洋館で育まれた、ふたりの少女と、家族の物語。あたたかなイラストとともに小川洋子が贈る、新たなる傑作長編小説。第四二回谷崎潤一郎賞受賞作。(裏表紙より)

少女の頃の大事な記憶。特別だった日々。不思議で、けれどあたたかな家族との出来事。そういうものに満ちあふれた、優しい物語でした。
こう、子ども心に不安に思うものが、ちょっとさわっとした影になって見え隠れしていて、天井の染みが怖い、みたいな漠然とした不安を感じさせるのは、やっぱり小川洋子さんってうまいなあと思う。
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