読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
立川の事件からしばらく経ち、クラウズ能力が誰にでも扱えるものとなっていたころ、赤いクラウズを操る「VAPE」による事件が相次いでいた。そんなある日、三栖立つばさの地元に宇宙船が飛来、宇宙人ゲルサドラが現れる。その中でつばさはガッチャマンとなるNOTEをJJから授かり……。
またガッチャマンに新しい風を吹かせる、もう一人の主人公、つばさの登場。迷いなく進んできたガッチャマンたちの行動、国の動静に「これで本当にいいのか?」と考えさせるための話だったかなあと思います。言葉の甘さに乗せられて「難しいことはよくわからないけれど」と思考停止することに警鐘を鳴らしているような。つばさの役どころはつらいものだったように思いますが、その周りには「考えなさい」「息を整えて見つめ直しなさい」といってくれる人がいるのがよかった。
世界の空気が見えるというのが、二期はすごくつらかった……。空気に乗れないという息苦しさを見ていると、自分が息ができなくなりそうだった。私はこう思うけれどあの人はこう思ってる、それでいいっていうのが広まってほしいと思います。その重さに怯える時もあるけれど「私たちみんなのせい」っていう言葉が自分を認めてくれるような気がしました。
PR