読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
人類が地球や宇宙ステーション、月で生活している時代。この頃、宇宙開発によって発生したスペースデブリが大きな社会問題となっていた。宇宙関連の会社ではそのデブリを回収する部署が置かれており、星野八郎太や田名部愛はそこに所属する通称「デブリ屋」だ。仕事を通じて人々の思いや、宇宙、また地上に残されている貧困や紛争の問題にぶつかる二人は……。
原作は未読。タナベのキャラクターが、何も知らない若い女性がただわめいているだけのようで最初は辛かったんですが、いろんな人が登場して様々な問題が浮き彫りになるにつれて、かなり濃い人間ドラマになっていて、とても面白かったです。後半の宇宙防衛戦線とか、木星行きの選抜試験とか、きついところもありつつずしっとくるエピソードでよかったし、タナベの色々はかなりリアリティがあって、二人の選択がすごく、じいんときました。
一番「きゃあああ!!」ってなったのはプロポーズのところでした。なんだそれ。なんだそれー! めちゃくちゃロマンティックじゃないですかやだー!!
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