読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
時は1980年、若者のファッションと文化が花開いた時代。漫画家を目指す焔モユルは、大阪芸術大学に通いながらプロを目指していた。しかし自意識過剰なモユルは、批判や批評を繰り返し、同級生たちの才能や同年代のプロ漫画家たちに対して嫉妬を燃やす日々。果たしてモユルはプロになれるのか……。
原作は最近雑誌で時々読んでいる感じ。
プロを目指す人間の自意識過剰ぶりが見ていて、わかると思うし、恥ずかしい……。偉そうなこと言って本当にごめんなさいと地に伏したくなる。批評や研究として正しいところもあるんですが、やっぱり見ていていたたまれなくなる……。
あとどうしてもとんこ先輩の距離感としゃべり方がむかむかしてしまう。こういうしゃべり方をするこういう性格の女性っているよなあというリアリティが強くて、イライラさせられてちょっと見るのが辛かった。
モユルの話が進む一方、のちのガイナックスメンバーの状況も描かれていて、登場人物同士の歴史が交差する感じが面白かったです。
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