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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎 (文春文庫)
「紅はいらぬ、剣を持て」井伊家二十二代目聴取直盛の娘・直虎は、言うが早いか、強引に結婚を迫る相手の懐から刀を抜き取り己の髪を切り落とした——。のちの徳川四天王、「井伊の赤備え」で武勲を誇った井伊直政の養母にして、遠州錯乱の時代に一命を賭して井伊家を守り抜いた傑女の、比類なき激動の人生。解説・末國善己(裏表紙より)

大河ドラマは見ていないので直虎という人がものすごく男勝りの女武将(?)だったという程度の知識しかなかったんですが、ものすごーく頭が良くて先見の明があった人なんだなあということがわかった。それを橘、黄泉、山、水といったシンボルと結びつけてあるの、さすが高殿さんだなあ。
香姫の描写も面白かったんですが、きぬという人の存在が面白いなあと思いました。この人のシーンが始まったときは何事かと思いましたが、香に対してきぬの立場は面白い。相容れぬものではあるけれど認め合っているところがなんとなく、表裏なんだなあと思った。
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Author:月子
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