読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「エルマーのぼうけん」
母と二人で暮らす少年エルマー。希望を持って移り住んだ新しい街では貧しい暮らしに母はどんどん心を荒ませて息子を顧みなくなり、街の暮らしにも馴染めずエルマーはどんどん孤独を深めていく。だが人の言葉を喋る猫に導かれ、竜の子がいるどうぶつ島に渡ることに。そこは恐ろしい動物たちが暮らす不思議な場所で……。
現実世界で居場所を見失いつつある少年が、不思議な冒険を経て、種族の違うものたちと友情を育み、成長して元の場所へ帰っていく。行きて帰し物語の形はちゃんとあって、登場する動物たちはエルマーも含めてそれぞれの考えや望みを持って行動している。それは立場が違えば、ずるであったり自分勝手であったりするけれど、それが現実。戻っていったエルマーの世界は変わらないけれど、彼自身の見方が変われば身近な人々とそれなりに上手く暮らしていける……ってところなんだろうな。
『エルマーのぼうけん』である理由はあったのか? と子どもの頃原作を繰り返し読んでいた身としては思うのですが、しかしアニメーションとしてはちゃんと個性があって美しいんだよな。
母と二人で暮らす少年エルマー。希望を持って移り住んだ新しい街では貧しい暮らしに母はどんどん心を荒ませて息子を顧みなくなり、街の暮らしにも馴染めずエルマーはどんどん孤独を深めていく。だが人の言葉を喋る猫に導かれ、竜の子がいるどうぶつ島に渡ることに。そこは恐ろしい動物たちが暮らす不思議な場所で……。
現実世界で居場所を見失いつつある少年が、不思議な冒険を経て、種族の違うものたちと友情を育み、成長して元の場所へ帰っていく。行きて帰し物語の形はちゃんとあって、登場する動物たちはエルマーも含めてそれぞれの考えや望みを持って行動している。それは立場が違えば、ずるであったり自分勝手であったりするけれど、それが現実。戻っていったエルマーの世界は変わらないけれど、彼自身の見方が変われば身近な人々とそれなりに上手く暮らしていける……ってところなんだろうな。
『エルマーのぼうけん』である理由はあったのか? と子どもの頃原作を繰り返し読んでいた身としては思うのですが、しかしアニメーションとしてはちゃんと個性があって美しいんだよな。
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