読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
吉祥寺に住む天才漫画家麻子。無類の猫好きだった麻子だったが、愛病を亡くした悲しみで何も手につかなくなってしまう。しかし新しい猫を迎えることになり、グーグーと名付けた猫とともに暮らし始める。賑やかなアシスタントたちや不思議な青年と関わりを経て、新作の構想を練るが……。大島弓子の漫画が原作。
漫画家の生活、というよりは猫のいる生活を、様々な人のお話と絡めて作品だったなあ。全集が出るほどの漫画家である麻子だけでなく、アシスタントの若い女の子たち、のうちに一人の、思うようにいかない日々や恋や仕事の悩みなんかが、ちょっと古い時代のものとして描かれているのが、見ていてちょっとセンチメンタルな気分になる。
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