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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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黄金の淑女 わたしは犬じゃありません (コバルト文庫)
十三歳で逃げるように故国を離れ、隣国で宮廷女官となって四年あまり。〈黄金の淑女〉と讃えられた亡き母譲りの琥珀色の瞳も隠し、目立たず・地味に・慎ましくをモットーに生きてきた——はずが、エリアーヌは予期せぬ事態に陥っていた。完全無欠の貴公子と讃えられる、王子クロードに求婚されたのだ…! エリアーヌは強引に花嫁にされ、クロードのしつけに翻弄されるが…!? ラブコメディ!
「おまえにはまだしつけが足りないようだな」(裏表紙より)

ラブコメディと書かれているほどコメディではなく、とても可愛らしい王道なロマンスだったと思います。犬たちがいい仕事しすぎでとっても可愛らしかった。
高貴な血を引きながらも地味に暮らすことを望んでいたエリアーヌが、美貌の王子クロードに拉致され、半ばだまし討ちの形で結婚を成立させられてしまい、お妃にふさわしい教育を受けさせられる……んですが、随所に挟まるドレスの話にもうきゅんきゅんしました。それをクロードが用意させたのが面白すぎるけれど、可愛いドレスとお着替えは楽しい! ロマン!
そうして敵役のシャルルの憎らしいこと! 陰湿でだいぶとやばい感じのシャルル王太子のエリアーヌへの仕打ちに対して「あの下衆野郎を八つ裂きにして運河の底に沈めてやりたい」と吐くクロードへの好感度がぎゅーんと上がりました。ちゃんとしっかり守り通してくれたし。
いろんな要素がとても可愛らしいロマンスでした。
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Author:月子
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