読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
デンマーク皇太子のエドヴァルドは様々なスキャンダルを起こす破天荒な性格だったが、テレビ番組の影響を受けてアメリカに留学することになる。ウィスコンシンの大学で医者を目指すペイジは身分を隠してエディと名乗る彼に出会い、最初は険悪ながらも次第に恋に落ちていく。
女子大生と皇太子のロマンス。キャリア志向の真面目な学生と、世間知らずでわがまま放題の王子様、この最初は合わない二人がお互いに感化されて変化していくところはロマンスの醍醐味という感じでたいへんきゅんきゅんします。ペイジの影響を受けたエディが爽やかでかっこよく見えてくるから、恋って人を変えるなあ。
二人がくっついておしまいかと思いきや、ペイジがデンマークにやってくるのは物語の中盤。恋人(婚約者扱いかな?)として政務に携わるというのがきちんとストーリーに組み込まれていておおっと思いました。そして二人の出した結論は……。
最後の最後でにっこりできる、ロマンスのほろ苦さも味わえるおとぎ話のような作品でした。
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