読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
成金の金持ちだが気弱なヴィクターは、没落貴族の令嬢ヴィクトリアと政略結婚することになった。会ったこともない相手との結婚を不安がっていた二人だがなんとなくいい雰囲気になるも、ヴィクターのどじによって結婚式は延期に。ヴィクターは上手く言えなかった誓いの言葉を練習するが、調子に乗ってコープスブライドの指に気付かず指輪をはめてしまう。彼を花婿だと思った彼女によって死者の国に連れて行かれてしまったヴィクターは……。
寓話みたいだと思ったらロシアの民話を元にしているみたいですね。こういう、女性の気高さに救われたり、力強い男性が優遇されたり、不可思議なものの世界が賑やかだったりするのはとても異国的だなあと思う。
死者の花嫁に花婿と勘違いされてしまった気弱な若者は、果たして誰と結婚するのか? 死は恐ろしいものだけれど身近で親しいものだという世界観がすごく好きです。倫理観もちゃんとしていて、悪人が罰せられてよかったよかった。
二人の花嫁もとても凛として可憐でしたが、犬かわいいよ犬。二匹でお尻のにおい嗅いでるところがとってもキュートで笑ってしまった。
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