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マクロス級移民船団「マクロス・フロンティア」に「マクロス・ギャラクシー」で圧倒的な人気を誇る歌姫シェリル・ノームがコンサートツアーにやってきていた。美星学園航宙科の生徒である早乙女アルトは梨園出身だが父親に反発し、パイロットを志望している。そしてシェリルに憧れるランカ・リーはいつか歌手になることを夢見ながらコンサート会場に向かっていた。三人の出会いと、異星人であるバジュラの襲撃、そしてマクロス・ギャラクシー船団上層部の陰謀が絡み合い、激しい戦いが始まって……。
2007年の作品。全部最後までちゃんと見て、改めてシェリルが好きだなあ! と思いました。なんてかっこよくて、脆くて、それでも凛と立とうとする強い人なんだろう。ランカはランカでスターダムへ一気に駆け上がるシンデレラさと新人っぽさが可愛くて、シェリルとランカはいいダブルヒロインだなあと思いました。
それだけにアルトのエピソードが少ないのが残念。彼が実家の仕事とどう向き合って折り合いをつけたか、しっかり描いてほしかったなあ。どうしても優先順位が低くなるエピソードだとは思うんですけれども、だからどっちつかずな印象があるエンドになってしまった気がする。多分シェリルとくっついたんだろうっていう気はしますが……。
ミシェルのキャラがとてもよくて、脱落は辛かった……。当時もぎゃーって言いましたが、彼の誰にも心を開けない、本当のことを言えない性格が理解できるからこそ、涙なくしては見ることのできないエピソードでした。
いやしかしやっぱり面白かった。記憶していた以上にシェリルとランカが素敵でした。
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